パソコン財務会計主任者とは、社団法人コンピュータソフトウェア協会により認定された、「パソコン財務会計主任者試験」に合格して与えられる資格であり、市販されているパソコン用会計ソフトを基本として、その操作方法・処理方法について知識・実務能力を試す試験です。
2級と1級があり、2級は簿記・会計の知識とコンピュータ・パソコンの知識を問う筆記試験、1級は実際に会計ソフトへデータ入力した上で質問に答える筆記試験です。
必要となる簿記の知識は、2級が日商簿記3級、1級が日商簿記2級レベルですが、領収書を見て仕訳を判断するなど、より実務に即した処理能力が試される試験といえます。
この資格は、より実務に即した資格を意識していますので、日商簿記2級で勉強しなければならない工業簿記は、実務上利用が限定的であるため試験の対象としていません。
未就職・学生で、実務寄りの勉強をしてみたい方
すでに日商簿記3級以上を取得済で、就職・転職を考えている方
経理の仕事をしており、スキルアップを考えている方
経理の実務上パソコンの会計ソフトを利用しているが、自分にどの程度の実力があるか試してみたい方
派遣社員で経理業務を担当されている方は、この資格を取得することで時給Upが期待できます。
従業員の資格手当の対象に、この資格を挙げている企業もあります。
パソコンの会計ソフトを利用している、中堅・中小企業の経理業務ができます。
派遣社員として、パソコン会計ソフトを利用している派遣先企業での経理業務をできます。
その他経理業務をするにあたり利用できる資格といえるでしょう。
企業に属している場合には、企業の給与体系によって異なりますが、資格取得に対する補助や、資格取得者への手当といったインセンティブ(奨励金)が考えられます。
この資格を取得して就職や転職を有利にすることが期待できます。
今は手作業で伝票や帳簿を作成する代わりに、会計ソフトを利用しての帳簿作成がほとんどです。日商簿記ではその基礎知識を習得し、より実践的な知識をこのパソコン財務会計主任者試験で習得して仕事に生かすことが考えられます。
平成14年9月に実施した調査結果によると、合格者の2割強が就職・転職希望でした。また、派遣社員・アルバイトという立場での合格者は13%でした。
1級の対象となる会計ソフトには、以下のものがあります。
ネットde会計/記帳(ビジネスオンライン株式会社) (東京でのみ受験可能)
| 正式名称 | パソコン財務会計主任者試験(1級、2級) | ||||||||||||||
| 種類 | 民間資格 | ||||||||||||||
| 受験資格 | 1級の場合 下記いずれかの条件を満たしている必要があります。 (1)2級または平成11年度以前の第2種資格取得者
(2)日商簿記検定2級以上取得者 なお(2)の日商簿記2級取得者は、2級試験が免除されます。ただし、この場合2級合格の認定を与えられるわけではありません。 また、上記の条件を満たしていなくとも、同日に2級も受験することで1級を受けることができます。 2級の場合 特にありません。 |
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| 合格基準 | 1級 60%以上の正解率 2級 70%以上の正解率 |
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| 試験科目 | 1級 財務会計ソフト操作 2級 パソコンシステムの知識 企業実務の知識 財務会計ソフトの知識 |
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| 応募者数 | |||||||||||||||
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| 受験者数 | |||||||||||||||
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| 合格者数 | |||||||||||||||
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| 合格率 | |||||||||||||||
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| 試験時間 |
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| 試験形態 |
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| 試験日 |
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| 申込期間 |
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| 申込方法 | インターネットからの申し込みのみです。
詳しくはこちらから |
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| 試験会場 | 全国各地。 ただし、具体的な会場については申し込みをすると通知されます。 | ||||||||||||||
| 受験料 (税込) |
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| その他 | 1級・2級を同時受験し、1級合格・2級不合格の場合、部分合格として取り扱われ、1年間で2級取得が必要となります。 1級は、基本的には対象となる会計ソフトをインストールしたノートパソコンを持ち込んでの受験になります。ただし、一部会場については、その会場のパソコン及び会計ソフトを利用して受験することができます。どちらにするかは、申し込み時に選択して決めます。 試験申し込み時にどの会計ソフトを利用して受験するか選択しなければなりませんので、申し込んでから勉強しようという方は、注意してください。 その他電卓も持ち込みできます。 |
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| 1級 | 財務会計ソフト操作 会社データ作成、導入処理、日常処理、月次処理、決算処理、年度更新処理、集計・分析その他 (参考)試験対象は以下のとおりとなっています。 財務会計ソフトを利用する上で必要なコンピュータおよびパソコンの応用知識と簿記経理に関する実務上の体系的知識(日商簿記2級程度以上の知識および各種税務などに関する基本的な知識)を有し、パソコン財務会計システムを活用した会計業務に関し、指導者的な立場で管理、運用ができる能力を判定する。 |
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| 2級 | パソコンシステムの知識 財務会計システム、コンピュータの動作と仕組み、ハードウェアの種類と機能、ネットワーク、LAN、インターネット、情報セキュリティと知的財産、時事問題(新技術など:新聞・雑誌などで取り上げられている常識問題として出題) ※ 時事問題とは、日常の新聞・雑誌などで取り上げられ、且つ実務者として知っておいて欲しい事項とされています(以下同じ)。 企業実務の知識 簿記の基礎、取引と仕訳、帳簿組織と伝票制度、期中取引、試算表の作成、決算の処理、財務諸表・実務経理の一般知識、企業会計の知識、税金の知識とその処理、時事問題(新税制・法改正など:新聞・雑誌などで取り上げられている常識問題として出題) 財務会計ソフトの知識 業務ソフトウェアとその種類、財務会計ソフトの役割、業務ソフトウェアと財務会計ソフトの位置付け、コンピュータによる会計作業と手作業の違い、財務会計ソフトの特徴とメリット、財務会計ソフトの基本機能、財務会計ソフト導入(環境整備)までのプロセス、財務会計ソフトの広がり、財務会計ソフトで仕訳データを入力、財務会計ソフトで仕訳データを集計 (参考)試験対象は以下のとおりとなっています。 財務会計ソフトを利用する上で必要なコンピュータおよびパソコンの基本的知識と簿記経理に関する実務上の基礎知識(日商簿記3級程度以上の知識および消費税などに関する基本的な知識)を有し、パソコン財務会計システムの利用を理解し、日常業務ができる能力を判定する。 |
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試験対象となっている会計ソフトを普段使っている場合、ガイドブックなどを参考に独学で目指すのもいいでしょう。不安な方は、通学・通信による学校等がありますので、そちらも検討してみましょう。
簿記の知識としては、1級を目指すには日商簿記2級程度、2級を目指すには日商簿記3級程度は知っておく必要があるでしょう。
その他、日商簿記検定では勉強しない会計や税に関する簡単な知識(例えば、売上高1,000万円超の場合、消費税の課税事業者となるなど)も必要となります。
具体的な勉強方法について試験担当者にお伺いしところ、公式ガイドブックを参考にしてくださいとのことでした。その内容ができれば合格できるとのことです。
2級を目指す場合、専門学校のカリキュラムとしては、日商簿記3級レベルを前提として10時間程度の講義内容(ボリューム)です。
1級を目指す場合、専門学校のカリキュラムとしては、経理業務担当者で会計ソフトの基本操作ができるレベルを前提として18時間程度の講義内容(ボリューム)です。
パソコン財務会計主任者試験関連の本全般
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